こんにちには、パンチです。
友達が少ないって、なんか悪いことみたいに言われがちですよね。
SNSを見れば、みんな楽しそうにグループで遊んでるし。
でも、実際のところ、ひとりでいる時間ってめっちゃ大事じゃない?と思ったり。
今回は、「ひとりって意外と悪くないかも」と思える本たちを集めました!
友達が少ないことに悩んでいる人こそ、ぜひ読んでみてください。
目次
1. 『孤独のグルメ』原作:久住昌之/作画:谷口ジロー
食べるって、最強の“ひとり趣味”じゃん?
営業マンの井之頭五郎が、出張先でひとり飯をキメるだけのマンガ。
それだけなんだけど、なんでこんなに癒されるの!?ってなる。
「ひとりでご飯って寂しい」って思ってた自分に、
「いや、むしろ自由で贅沢だろ」ってツッコミたくなる。
五郎さんの心の声が共感しかない。
読むと、無性に定食屋に入りたくなるので注意。
ひとりでご飯食べるのが怖い人には、処方箋レベルでオススメ。
こんな人におすすめ
- ひとりご飯に勇気が出ない
- ひとり時間の楽しさを探したい
- 食べ物の描写に弱いタイプ
2. 『人間失格』太宰治
孤独って、案外“ふつう”のことなのかも。
太宰治の代表作。
重たい内容ではあるけど、
「孤独=自分だけじゃないんだな」って思える不思議な本。
自己否定の嵐の中で、それでも生きようとする主人公の姿が刺さる。
たとえば人間関係に疲れて、
「もう誰とも関わりたくない……」って時に読んでほしい。
人の心の弱さを知ると、優しくなれる。そんな一冊。
こんな人におすすめ
- 自分の存在価値に悩んでいる
- 孤独が怖くなったことがある
- 太宰治に触れずに人生終えたくない
3. 『ひとりの時間が僕を救う』パーカー
ひとりになることで、世界が広がるって知ってた?
著者のパーカーさんは、会社員を辞めて“自分の時間”を取り戻した人。
その経験をもとに、ひとりでいることの心地よさをやさしく語ってくれます。
「ひとり=孤独」じゃなくて、
「ひとり=自由」だと思えるようになる。
肩の力が抜けて、
「もっと自分にやさしくしよう」と思える、そんな本。
こんな人におすすめ
- 人と比べて落ち込みがち
- SNSや他人の評価に疲れてる
- ひとりの時間がちょっと不安
4. 『ひとりをたのしむ 大人の流儀10』伊集院 静
孤独を“たのしむ”って、なんかカッコいい。
「誰かと一緒じゃなきゃ寂しい」
そんな感覚に疑問を持ったときに読みたい本。
著者は作家・伊集院静。
人生の節目や喪失の中で見つけた、“ひとり”の大切さが静かに綴られています。
読んでると、不思議と心が整ってくる。
そして、「ひとりでも、悪くないな」と思えてくる。
まさに“大人の孤独”と向き合う一冊。
こんな人におすすめ
- 年齢とともに孤独が気になってきた
- 自分の時間を大切にしたい
- なんとなく心を整えたいとき
5. 『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』レンタルなんもしない人
「ただ、そばにいてほしい」って気持ちに、そっと寄り添う。
なんにもしないけど、人のそばにいる。
それだけで誰かが救われるって、すごくないですか?
依頼者たちとのやりとりを通じて、
人間関係に必要なのは“話術”でも“気配り”でもなく、
「存在してくれること」なのかもしれないって思わされます。
孤独が癒されるというより、「孤独も含めて自分なんだな」って思える本。
こんな人におすすめ
- 誰かに会いたいけど会いたくない(矛盾)
- 対人関係がしんどいけど、人が嫌いじゃない
- 孤独に意味がほしい夜に
6. 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
ちょっとずつ、自分を受け入れる力。
イギリスで暮らす著者と、その息子の日々を描いたノンフィクション。
学校で孤立したり、違いに悩んだりする息子くんの姿に、
思わず「わかる…」と共感する人は多いはず。
でも、彼はそれを「弱さ」じゃなく、「違い」として受け入れていきます。
その姿勢に、こちらも背筋が伸びる。
「自分をそのまま認めるって、こんなに強いことなんだ」と教えてくれる本。
こんな人におすすめ
- 自分の“普通”に自信が持てない
- 多様な価値観の中で迷っている
- 読み終わった後、ちょっと泣きたい
まとめ:友達が少なくても、ひとりで楽しめたら最強説
友達の数が少ない=人生損してる、なんてことはありません。
むしろ、自分の時間を楽しめる人こそ、めちゃくちゃかっこいい。
今回紹介した本たちは、どれも
「ひとり=楽しい」に変えてくれる本たちです。
「自分だけが孤独」じゃないし、
「ひとり=寂しい」だけでもありません。
自分の時間を、自分らしく過ごしたい人は、
ぜひ気になる本から読んでみてくださいね。
コメント