どうもこんにちは、パンチです。
「最近、本読むのめっちゃしんどくない??」
昔は電車でもカフェでも寝る前でも読めてたのに、気づけばスマホでYouTube見ながら寝落ちしてる毎日。
社会人あるある過ぎる。
そんなあなたにブッ刺さる一冊がこちら。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
・読む気はあるのに集中できない
・「本を読む=役に立たなきゃ」って思ってる
・そもそも読書してる時間、もったいなく感じる
↑これ全部あるある!って人にはマジで読んでほしい。むしろ、そうじゃない人にも読んでほしい。
目次
働くと読書ができなくなる理由、めちゃくちゃ言語化されてた
「読書はノイズである」って、どういうこと?
この本、まず「読書って、現代において“ノイズ”扱いされがち」って話から入るんです。
どういうことかっていうと、
「何の役に立つの?」
「仕事に活かせるの?」
みたいな問いに対して、
「いや、楽しいから読んでるんだが!?」
って言い返しにくい空気、あるじゃないですか。
でもそれって実は、『役に立つものしか許されない社会』に飲まれてるだけなんだよね、ってバシッと指摘してくれます。
読書って、もともとそんな実用一点張りのもんじゃないはずなのにね!
読書と労働の歴史、意外と深かった
読書は「遊び」から「武器」になった!?
このパートがすごい面白い!
著者の三宅さん、明治~令和までの「読書観の変遷」をめちゃ丁寧に追ってくれてるんです。
- 昔は「読書=教養」だった
- その後、「読書=出世のための自己投資」にシフト
- いまや「読書=コスパが良くない」扱い…
いや〜、これはグサッとくる。
特にSNSやビジネス本の影響で「読むなら効率よく知識吸収しなきゃ」ってなってる自分にめっちゃ思い当たるフシあり。
働きながら本を読むには「半身」で生きるのがカギ
全力で働く=正義じゃないって話、めっちゃ刺さった
著者が提案するのが「半身労働社会」という考え方。
要は「全力で仕事だけに集中しすぎると、人生の他の部分が死ぬよね」ってこと。
- 趣味も大事
- 推し活も大事
- 読書も大事
そうやって“片足”だけを仕事に突っ込みつつ、もう片足は「自分の楽しいこと」に置いておく。
これ、めちゃくちゃバランス大事。
読書を取り戻すためのヒントもたっぷり
「読書しなきゃ…」と思ってる時点で読めない説
後半では「働きながら本を読むには?」って具体的なアドバイスも書かれてます。
例えば…
- 「全部読まなくてOK」→途中でやめても全然アリ
- 「1日5分だけ読んでみる」→時間じゃなく“頻度”を意識
- 「“読む目的”を捨てる」→ただ楽しむことに集中!
こういうの、読書ガチ勢より、むしろ読書から離れてしまった人ほど効く考え方なんですよね。
おわりに:読書は“ノイズ”でいい。それが人生を豊かにするから
「この本、何の役に立つの?」
そんなことばっかり考えてると、どんどん『好き』が遠ざかっていきます。
でも、ちょっと立ち止まってみてください。
目的も成果も関係なく、「ただ楽しいから読む」。
そんな『ムダに見える時間』こそが、じつは人生をふっくら育ててくれるんです。
読書は、効率とかコスパとか、そういうのを全部脱ぎ捨てて楽しむ『ノイズ』でいい。
それくらい、自由でゆるくて、自分のペースで楽しんでいいんです。
読書がしんどくなった人へ、もう一度“読む喜び”を思い出させてくれる一冊。
この本、めちゃくちゃオススメです!
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