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【書評】やりたいことがないまま大人になった。でもそれって悪くないかもって思えた本『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』

こんにちは、パンチです!

突然ですが、「自分って一体なにがしたいんだろう?」って悩んだこと、ありますよね。
僕も昔はそうでした。

「好きなことで生きていく」とか言われても、「そもそも好きなことがわからんねん!」ってなるタイプでした。

でもね、そんな迷える僕らにめちゃくちゃ効く一冊があったんです。

それが、けんすうさんの『物語思考』です。

「物語思考」ってなに?

この本のキモは、「人生を物語として考える」ってこと。

つまり、自分の人生を一つの“ストーリー”として見立てて、自分を主人公にしちゃおうぜ!っていう考え方なんです。

キャリアって聞くと、「職歴」とか「スキル」とか「転職サイト」って感じでちょっと固く聞こえがちだけど、そうじゃない。
自分がどんな物語を生きたいか、どんな主人公になりたいかを考えるって、めっちゃワクワクしませんか?

やりたいことがわからない理由、わかります。

ここ、僕もめっちゃ刺さったんですが……

「やりたいことが見つからない人って、実は“やることリスト”ばっかり作ってる」

……え、図星すぎてビビりました。

「フリーランスになりたい」とか「旅しながら働きたい」とか、全部“やること”なんですよね。

でも、それって「なりたい自分」からスタートしてないんです。

だからけんすうさんは言います。

「まず、“なりたい状態”から考えましょう」

超実践的!“なりたい自分”を見つける5ステップ

本書では、物語思考を実践するためのステップが5つ紹介されてます。

これがまた秀逸で、全社会人に配布してほしいレベル。

① 頭の枷を外す

「こうでなきゃいけない」っていう思い込み、めっちゃないですか?
「正社員でいなきゃ」とか「年収◯万円ないと」とか、そういうやつ。
まずはそれを壊すところから始めます。

② なりたいキャラを設定する

ここが一番ワクワクするところ!
自分が物語の主人公だとしたら、どんな人になりたい?
たとえば「どんな環境でも楽しめる人」とか「人の話をめっちゃ聞く人」とか、そういうキャラ設定をします。

③ キャラを動かす

設定したキャラがやりそうなこと、やってみます。
「自信を持った人」って設定なら、自信ある風に行動してみる。
ちょっと無理してでも、やってみる。

④ 環境を整える

そのキャラが輝ける環境ってどこ?
誰と一緒にいると調子いい?
「場所・人・時間」って超大事。

⑤ 物語を転がす

小さな一歩でもいいから、前に進めば物語は動く。
「どんなに些細でも、行動すれば物語は前に進む」って考え、すごく救われました。


10年後の「なりたい状態」を100個書いてみる

「そんな急にキャラとか言われてもわからん!」って人におすすめなのが、このワーク。

10年後のなりたい状態を100個、めっちゃ具体的に書き出します。

「美味しいコーヒーが入れられる」とか「朝、スッと起きられる」とか、なんでもOK。

これ、騙されたと思ってやってみてほしい。
意外と「自分が求めてること」が見えてきます。

細かいTipsもすぐ実践できる!

けんすうさん、めっちゃ親切で細かいテクニックもいっぱい書いてくれてます。

例えば、

  • 「不安なことは全部紙に書き出す」
  • 「アイデアは温めない。即アウトプット」
  • 「尊敬する人に相談する“フリ”をして文章にする」

全部、「やりたいことがない人」でも今日からできるやつです。ありがたすぎ。

読み終わったら「自分の物語が始まる」

この本、読み終わったあとにやたら前向きな気持ちになるんですよね。

「とりあえずやってみっか」って、スッと軽くなる。

これってすごく大事だと思ってて、結局「キャリア設計」って言葉が難しくしてるだけで、「自分の人生どうしたいか?」って話なんですよね。

「物語思考」は、そこにちゃんと向き合わせてくれる本です。

おわりに:とりあえず、物語は動かしてナンボ!

「やりたいことがわからない」って、ずっと悩んでると本当にしんどい。

でもこの本は、その悩みを優しく包み込んで、「大丈夫だよ、物語の主人公はあなたなんだから」って言ってくれるんです。

僕もこの本を読んで、「今の自分も、物語の1ページなんだ」って思えました。

なので、もしちょっとでも人生にモヤモヤしてるなら、ぜひ手にとってみてください。

たぶんあなたの物語、今日から少しずつ動き出しますよ。

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この記事を書いた人

静岡県に住む30代会社員。天パ・ひげ・丸眼鏡が特徴。好きなものはラジオ、マンガ、ゲーム。

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