「メモって、なんか真面目な人がやるやつでしょ?」
昔の自分がよく思ってたセリフです。
でも、社会人になって気づいたんですよね……
“メモを制する者は、人生を制す”ってことに。
ただの忘備録じゃない。
自分の頭の中を整理し、アイデアを生み、行動を後押ししてくれる「第二の脳」なんですよ。
しかも最近は、紙に書くアナログ派もいれば、アプリやAIを活用するデジタル派もいるし、メモの世界が広がりまくってます。
というわけで今回は、
「メモの力で自分を変える!」をテーマに、オススメの本を10冊紹介していきます!
目次
1. 『メモの魔力』前田裕二
「SHOWROOM」社長・前田さんが、人生を変える“思考の整理法”としてのメモ術を全力で語る一冊。
「なんでもメモに取るだけ」じゃなくて、「なぜそれが大事なのか?」を考える→抽象化→別のことに転用、という思考の階段を登っていくのがポイント。
特に圧巻なのが巻末の「自己分析1000問」。
これ、やってると自分の過去・価値観・未来がつながっていく感じがあってめちゃめちゃ面白い。
おすすめポイント
- 自己分析ノートが“未来の設計図”になる
- 抽象化→転用の思考パターンが仕事にめっちゃ使える
- 自分の価値観・行動原理を言語化できるようになる
2. 『ゼロ秒思考』赤羽雄二
とにかく“スピード命”のメモ術。
1分以内でA4一枚に思考をダーッと書き出すというシンプルな方法だけど、やってみるとマジで頭の整理が一気に進む。
「とりあえず手を動かすだけでこんなにスッキリするの!?」って驚きがあります。
悩みがちな人、考えがまとまらない人、考えすぎて動けなくなる人にはめちゃくちゃ刺さります。
おすすめポイント
- モヤモヤ思考を一瞬で可視化できる爽快感
- 習慣化しやすく、続けると“思考スピード”が上がる
- メンタルにも効く!ストレス軽減に効果アリ
3. 『ノート術大全』高橋政史
この本、まさに“ノート術の百科事典”って感じ。
マインドマップからマンダラチャート、アイデアメモから議事録メモまで、ありとあらゆるスタイルが紹介されてて、「自分に合う方法」を見つけるのに最適。
「ノートなんて普通に書けばよくない?」って思ってた人も、「こんな使い方あるんだ!」と目からウロコが落ちる内容が満載です。
図解も多くて、読みやすさも◎。
おすすめポイント
- 用途別にすぐ真似できるノートフォーマットが満載
- 図解で感覚的に理解できるから挫折しにくい
- 「とにかく1個試してみよう」と思える親しみやすさ
4. 『アウトプット大全』樺沢紫苑
精神科医が教える“情報の使い方”の決定版。
「メモ=インプット」って思ってたけど、この本では“メモ=アウトプットの第一歩”っていう視点で語られてます。
書くことで記憶が定着し、思考が深まり、行動につながる——まさに「書くは最強の学び」ってやつ。
メモをただの記録じゃなく、“自己成長の武器”として使う発想が身につきます
おすすめポイント
- 書くことで“気づき”が増えて学びが深まる
- 情報過多な現代でも、自分のペースで思考整理できる
- 「読む→書く→話す」のゴールデンアウトプットサイクルが身につく
5. 『知的生産の技術』梅棹忠夫
1969年に出版された古典的名著だけど、今読んでもめちゃくちゃ現役。
著者が研究者だったこともあって、「情報の扱い方」「考えるための記録法」についての視点がすごく深いです。
たとえば「情報カード」という発想。
これは今でいうZettelkasten(ツェッテルカステン)みたいな知的整理法で、アナログなだけに逆に新鮮。
情報を“寝かせて熟成させる”みたいな知的メモライフに憧れる人にはドンピシャ。
おすすめポイント
- 情報カードの発想がZettelkastenにも通じる
- デジタル時代でも活かせる“思考の骨格”が学べる
- 書くことで思考が育つ、という感覚が身につく
6. 『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング
ページ数たったの60ページ。でも内容の密度がスゴい。
「アイデアは突然降ってくるものじゃない。組み合わせで生まれる」っていう考え方をベースに、どう情報を集め、寝かせ、ひらめきを得るかが丁寧に語られてます。
これを読むと、日常の“メモ”が全部「アイデアの材料」に見えてきます。
アイデアに悩む全クリエイターのバイブル的存在です。
おすすめポイント
- メモが“アイデアのストック”になる視点が得られる
- 読むたびに深さが変わる、再読に向いた一冊
- 書きながら考える癖がつくようになる
7. 『考具』加藤昌治
「アイデアを考える=才能」って思ってたら、この本が覆してくれます。
アイデアを生むための“具体的なメモ術・ワーク・ツール”がテンコ盛りで、読みながら「これ明日やってみたい!」ってなる。
メモを“ひらめきの呼び水”にしたい人にドンピシャで、
特に「アイデア発想が仕事の人(企画職・マーケ・ライター系)」には超おすすめです。
おすすめポイント
- ノートに仕掛けを作ることで発想力が加速
- 頭が硬くなってるな〜ってときの柔軟体操になる
- ワークが豊富で“読んだあと即行動”しやすい
8. 『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』ズンク・アーレンス
この本では、ただの記録ではなく、考えるためのメモ術「Zettelkasten(ツェッテルカステン)」を紹介しています。
メモを1つ1つの“知識のかけら”として残しておき、それらをつなげていくことで、自分だけのアイデアや文章が自然に生まれてくる――そんな新しいメモの考え方が学べます。
おすすめポイント
- 書くことで「自分の考え」が整理できるようになる
- メモ同士をつなげることで、発表や文章のネタが増えていく
- ふだんのノートでも応用できるやさしいステップ解説つき
9. 『「手帳」という武器をカバンにしのばせよう』舘神龍彦
「手帳は予定を書くもの」っていう先入観をぶっ壊してくれる一冊。
思考の記録、日々の感情ログ、ライフログ…などなど、“手帳=人生を整える装置”としての使い方をガッツリ紹介してくれます。
アナログで書くことの楽しさ、落ち着き、そして“じぶん会議”のような使い方が身につきます。
手帳・ノート好きは読んで損なし!
おすすめポイント
- 手帳を“情報ハブ”にする発想が学べる
- 書くことで感情コントロールもできるようになる
- 持ち歩くことで“常に自分と対話”できる感覚が生まれる
10. 『考える人のメモの技術 手を動かして答えを出す「万能の問題解決術」』下地寛也
日本一ノートを売ってる文房具メーカー・コクヨのトップ社員が、
一流の人たちがやってる“書きながら考える技術”をぜんぶまとめてくれました!
ただの記録じゃなくて、「どうすれば自分らしい答えが出せるか?」
その答えを、メモを使って見つけていく方法が学べます。
おすすめポイント
・正解がない問題にも、自分らしい答えを出せるようになる!
・書くことで、頭の中がスッキリ整理される
・自分の考えを深める「型」が身につく
おわりに
「メモ=真面目な作業」って思ってたけど、
実はめちゃくちゃ“自由”で“創造的”なツールだったんだ……!
今回紹介した10冊は、
- 自己分析がはかどる
- アイデアが出まくる
- 思考がスッキリする
- 人生の軸が整う
そんな“未来が動き出す”メモ術が詰まってました。
気になった1冊からでもOKなので、
ぜひ手に取って、「あなたなりのメモ道」をスタートしてみてください!
コメント