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アンパンマンの強さは、弱さを知ることから始まった『アンパンマンと日本人』

どうもこんにちは、パンチです。

今回は、あの国民的ヒーロー「アンパンマン」の裏側にグッと迫った一冊

『アンパンマンと日本人』を読んでみました!

正直、「アンパンマン? 子ども向けでしょ」って思ってました。
……が!
読んだらびっくり。
いやこれ、大人こそ読むべき内容じゃん……!

ではさっそく、注目ポイントとおすすめポイントをまとめていきます!

アンパンマンの“顔をあげる”には、戦争体験が関係していた?

「お腹がすいてる人に、何をすればいいか」―そこが原点

作者のやなせたかしさん、実は戦争体験者。
前線で「空腹で死んでいく人」を見てきた人なんです。

だからこそ、「困ってる人にパンをあげる」というアンパンマンの行動は、
ただの“ほのぼの”じゃなくて、究極のリアルな優しさだったりします。

正義って、何か悪いやつを倒すことじゃない。
「飢えてる人にパンを届けること」なんだ。

やなせたかしさん、まさかの“遅咲きすぎるデビュー”

アンパンマンのアニメ放送はなんと69歳!

びっくりしたんですけど、アンパンマンのアニメが始まったのって、
やなせさんが69歳のときなんですよね。

「諦めない」ってこういうことか……と。

そして人気爆発して、
「子どもが最初に覚えるヒーロー」がアンパンマンになったって、
普通にすごくないですか。

成功に“遅すぎる”なんてない。

っていう、地味に超勇気をもらえるエピソード。

なんで日本人はこんなにアンパンマンが好きなの?

優しさと正義感の“絶妙ミックス”

海外のヒーローって、けっこうガンガン敵をやっつけますよね。

でもアンパンマンは違う。

敵にも「それはいけないよ」って言って、
倒すよりも「分かってもらう」方向に向かうんです。

これ、日本人の「調和を大事にする」文化ともマッチしてるな〜と。

なんというか、
暴力じゃなくて、思いやりで世界を変えるヒーローなんですよね。

アンパンマン、実は7兆円規模のビジネスモンスター!?

あなどるなかれ。ビジネスとしても超一流

キャラクター商品、アニメ、ミュージアム…
なんとアンパンマンの関連ビジネスは年間7兆円レベル

すごすぎ。

しかも、0〜5歳の「小さな子どもたち」に完全特化した戦略。
あらゆるグッズが“子どもファースト”なんですよね。

「子どもが一番最初に触れるブランド」であり続ける。

これはマーケティング的にもめちゃくちゃ成功事例です。

やなせたかしさんの人生から、学べることが多すぎる

「アンパンマンって子ども向けでしょ」なんて思ってるあなた。
やなせたかしさんの人生を知ったら、もうその印象、まるっと変わります。

戦争、下積み、遅咲きの成功、そして“本当の正義”の話。
そのすべてが、アンパンマンの優しさに詰まってるんです。

こうして見ると、やなせさんってただの「子ども向け作家」じゃないんですよね。
むしろ、人生の教科書みたいな人です。

まとめ:アンパンマンは、子どもだけのヒーローじゃない

アンパンマンが好きな子どもたちに、
「どうして好きなの?」って聞くと、たぶん「やさしいから」って答えるんですよね。

でもその“やさしさ”って、実はものすごく重くて深い。

『アンパンマンと日本人』を読むと、

「この時代に、アンパンマンがいてくれて良かったなぁ」ってしみじみ思えます。

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この記事を書いた人

静岡県に住む30代会社員。天パ・ひげ・丸眼鏡が特徴。好きなものはラジオ、マンガ、ゲーム。

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