こんにちは、パンチです。
突然ですが、お酒って美味しいですよね。
でも、シラフで飲む一杯目もいいけど、酔ってきた二杯目三杯目あたりから「あれ?これめっちゃうまくない?」ってなる時、ありません?
そんな「なぜ酔ってくると酒がうまく感じるのか?」という素朴な疑問に、ちゃんと科学的に答えてくれるのがこの本!
『なぜ酔っ払うと酒がうまいのか』です!
目次
まずはこの本の概要をザックリ!
この本は、酒が好きすぎて「酔うとなんで酒がもっと美味く感じるの?」ってなっちゃったジャーナリスト・葉石かおりさんが、医師・研究者・酒メーカーの人たちにガチインタビューしまくって書いた本です。
アルコールの「酔い」の正体から、肝臓の本音、脳の反応、果ては人類の進化にまで話が飛びます。
「酒=毒なのに、なんで人類ここまで酒を愛しちゃってるの?」というテーマを、楽しく読みやすく、でもちゃんと科学ベースで深掘りしてるのがスゴい!
酔うと「うまい!」ってなるのは脳のせい!?
アルコールって、脳が「ごほうび」と勘違いしてるらしい
飲むと「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜(うまっ)」ってなるあの感じ、実は脳のドーパミン出ちゃってるかららしいです。
つまり「がんばった自分へのごほうび」が脳内で勝手に発生してるんですよ。
もう酒=脳内ボーナス。
あと、「酔い」って要するに麻痺なんですよね。痛みとか嫌な感情とかを感じにくくするから、結果「なんか楽しい」が勝手に起きてる。やばい。好き。
毒なのにうまい=人類の矛盾がここにある
面白かったのが、自然界のルールだと「毒はまずい」んです。だってまずいから避けるでしょ。
でもアルコールは毒なのに「うまい」って感じちゃう。なんで?ってなるんですが、
それは人類が「酒を飲む文化」を持ったおかげで、多少の毒でも楽しめるよう進化してきたからっぽい。
まさかの文明の勝利。
酒好きならニヤニヤするし、ちょっと反省もする
読んでて「うわ〜それある!」ってニヤニヤしちゃうのがこの本の良さ。
酒飲みなら刺さるポイント、まとめました!
酒好きの「あるある」が全部言語化されてて楽しい
・「一杯目は微妙だけど、三杯目が最高」
・「ストレスあると酒が進む」
・「酔ってるとメシもうまい」
こういうのが全部、科学的に解説されるのが気持ちいい!
まるで「酔ってる自分をちゃんと理解してくれる彼氏」みたいな安心感。
「ちょっと飲み方考えようかな…」ってなる知識もいっぱい
本書はお酒を褒めちぎるだけじゃなく、「飲みすぎるとこうなるよ〜」って話もちゃんと入ってます。
脂肪肝の怖さとか、酔いのリスク管理とか、「楽しく飲むために、知っておこうね」っていう優しさがある。
そのバランス感覚が大人すぎて、めっちゃ好きです。
酒がもっと好きになる。でも飲み方も見直したくなる本
酔っ払うと酒がうまい理由。
それって単なるノリやテンションじゃなくて、ちゃんと「脳」や「進化」や「体の仕組み」が絡んでたんだな〜ってわかる一冊でした。
とくに酒好きな人ほど、「なるほどね〜!」ってなるポイントが山ほどあるから、飲む前に一読しておくと、明日からの晩酌がちょっと特別になるかもしれません!
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